最近受けたお仕事の話ですが、複数のサイトがあるのですが、地名だけが異なっていて、残りは全て同じ内容というコンテンツの重複回避という仕事を受けました。

そこで行った重複回避策としては、以下の2つです。

  1. 対象とする地域に関する情報(地域の特色、統計データなど)を加える
  2. Q&Aコーナーも地域によって特徴があるので、その特徴に関連する内容に変更する

この2つの対策を実施することで、目的は同じですが、ゴールに辿り着くまでの内容が異なるサイトに修正することができました。

この案件では、地名だけが異なっていて後は全て同じなので、完全に重複コンテンツとして見なされるわけですが、以下ような重複コンテンツの例もあるようです。

ショッピングサイトで同じ商品を扱うページが重複コンテンツ

重複コンテンツについていろいろ調べていた時にいつもお世話になっている「海外SEO情報ブログ」様で興味深い記事がありましたのでご紹介します。

ECサイトで自社サイトと楽天ショップの重複コンテンツを防ぐ方法(海外SEO情報ブログ 2013年7月24日)

「ECサイトを運営していて、自社サイトのほかに楽天やamazonでも出典し、同じコンテンツを公開したら重複コンテンツとなるか?」の質問に対して、GoogleのMatt  Cutts氏は「重複コンテンツになる。ペナルティではないが、どれかは検索結果に出なくなるだろう。」と答えたそうです。

ペナルティにならないのは救いですが、検索結果に表示されないとサイトを分けて作った意味がなくなってしまいます。

ここで5つの対策を記述してくださっています。(内容は海外SEO情報ブログ様をご参考ください。)

しかしながら、この5つの対策も決め手となるようなものにはならないそうです。重複コンテンツとならないような内容を書くために、コストと時間を書ければオリジナリティは出せるでしょうが、商品は不特定多数の販売者がいるので、似たり寄ったりの文章になってしまう可能性が十分に考えられます。

まだ私はこのような難しい案件を受けたことはないので、とても勉強になりました。いつも詳細な情報をありがとうございます。

本日は以上です。