PHPのスクリプトが動作しているOSの種類を判定する方法をご紹介します。

OSの種類を取得する

PHP_OSという定数がPHPでは用意されています。使い方は簡単です。

// PHP_OSを呼ぶだけ!
echo PHP_OS;

// 表示例
// Windows 7の場合
// WINNT
// Linuxの場合
// Linux

このPHP_OSの結果を用いて、OSの判定をすることで便利なスクリプトを書くことができます。

PHP_OSを有効活用!

例えば、ローカル環境とサーバ環境でデータベースの名称、ログインID、パスワードが異なっている場合、FTPでアップロードする際に変更してからアップロードするなどの作業が必要です。修正し忘れたままアップロードして動かなかったり、そもそもアップロードするたびに変更するのは面倒です。

PHP_OSを使えば、ローカルとサーバをスクリプト内で判定できるため、ローカルで動作しているものをそのままサーバへアップロードすることができるようになります。

このように使います。

if (PHP_OS === "WINNT") {
    // ローカル用の設定
}
else {
    // サーバ用の設定
}

例はとても簡単な例で、ローカルとサーバの環境が明確になっている場合はこれでも充分です。ご利用の環境に合わせて条件文を作成してください。

本日は以上です。