ホームページを作りたいというお話は良くあります。「ホームページを作りたいんだけど。。」というお話を頂き、実際にお伺いしてみると、とりあえずホームページは作りたいんだけど、どのような内容で作ればいいのか全く分からないというお客様がほとんどです。私は「ただ単にホームページを作っただけでは集客効果も得られませんし、毎月無駄なお金を払うことになりかねません。ホームページを作るということは、新たに店舗を増やすくらいの考えで構想を練る必要がありますよ。」とお伝えさせてもらっています。

ホームページを作る動機は?

ホームページを作りたいという動機は何でしょう?お店を経営している場合で考えてみます。

  • ただ単に作ってみたいだけ
  • ライバル店はホームページがあるから
  • 今よりお客様を増やしたいから

いろいろ理由はあると思いますが、最大の目的は現在よりも売上を増やすということだと思います。ホームページを作れば少なからず費用が発生します。しかし、費用対効果が得られることを期待してホームページを作るわけです。

作っただけでは誰も見てくれない

インターネットなどに詳しい方からすれば、まだそんな人がいるの?って思うかもしれませんが、ホームページを作っただけでお客様が増えると思っている経営者の方はまだまだたくさんいます。悪質とかそういうのではないのですが、ただ安くホームページを作ってくれるだけの業者はたくさんありますので、安値でホームページを作れたことに満足してしまい、その後のメンテは何もしてないというケースが多く見受けられます。

よく考えてみてください。ホームページを実際の店舗に例えてみます。

  1. ホームページを作る。(=店舗を作る)
  2. ホームページの存在を宣伝する。(=雑誌などに広告を出す)
  3. コンテンツを更新する。(=新商品を売り出す。)

かなり簡単にまとめてみました。実店舗であれば1~3を当たり前のように実行するのに、ホームページの場合は考えが1.で止まっているのです。実店舗に例えれば分かりやすいと思うのですが、実店舗の場合、1.の状態のままにしておいて、お客様が次々と訪れるでしょうか?実店舗の場合、道路などから見える場所に店舗があれば、その事自体が宣伝効果となり、集客が期待できるかもしれません。しかし、2、3と手を売ったほうがさらに集客が見込めることは間違いありません。

しかしながら、インターネットは基本的にはお客様が能動的にホームページを見つけようとしてくれない限り、誰の目にも勝手に触れることはないのです。これが実店舗との大きな差です。

お客様が欲しがっている情報を提供する

SEO対策というと、テクニックの話になりがちです。titleやdisctriptionの設定は実店舗で言うところの看板と同じですから、しっかりと考えなければなりませんが、コンテンツの文字数、キーワードの出現率、内部対策、外部対策などはまずはコンテンツをしっかり作りこんでからの話になります。

当然、被リンクはあったほうがいいですし、title、discriptionで示した内容と内部コンテンツが一致していることなどやったほうがいいことは数多くあります。しかしながら、テクニックを意識しすぎて、肝心のコンテンツ(=商品の充実)が疎かになっては本末転倒です。

なので、難しいことは考えずにまずはお客様に伝えたいことを伝えることから始めれば良いと思います。作ったばかりのホームページであれば、実績の更新などは効果的です。実績があるということは、お客様に安心感を与えます。また新商品の紹介なども定期的に商品の入れ替えがある業種では有効です。お客様の立ち場になって、良いところを紹介してみてはいかがでしょうか?

ホームページを作ったけど、効果がまったくないと言うお声をよく頂いたので、今回このような記事を書いてみました。お客様が来ないのは自分自身がホームページを適切に管理できていないのが原因です。まずはなんでもいいので情報を発信してみましょう。すぐには効果はありませんが、チリも積もれば。。です。焦らず急がず積み重ねて行きましょう。

本日は以上です。