マイクロソフトの最新OSであるWindows10が2015年夏にリリースされる予定です。
このWindows10なんですが、これまでだと新しくOSを買ってインストールするか、新しいパソコンを買うしか手に入れる方法はなかったのですが、なんと現在Widows7、8/8.1を利用しているユーザーは無料でWindows10にアップグレードすることができるというアナウンスがされています。
無料でアップグレードできるといわれても要求スペックを満たしていなければ、インストールしても稼働することができません。
というわけで、今回はWindows10の要求スペックを確認してみました。
テクニカルプレビュー版の要求スペック
Windows 10 Enterprise Technical Previewの場合、以下のスペックが要求されています。
- プロセッサ: 1 GHz 以上
- RAM: 1 GB (32 ビット) または 2 GB (64 ビット)
- 空きハード ディスク容量: 16 GB
- グラフィック カード: WDDM ドライバーで稼働する Microsoft DirectX 9 グラフィックス デバイス
- Microsoft のアカウントとインターネット アクセス
現在、発売されている普通のパソコンで十分要求を満たしています。
WinHEC 2015で発表された要求スペック
MicrosoftがWindows 10の最低システム要件を発表 [GIGAZINE]
発表されたスペックを見てみると、CPUはちょっと不明ですが、それ以外に関してはテクニカルプレビュー版と同じですね。
最近Windows8/8.1などもそうなのですが、OSが出るたびに高性能なPCを購入しなければ動かないといったことはなく、現在のPCでも快適に動くようなOSとしてリリースされています。
新OSの力でPCを売るといったビジネスモデルが崩れてしまっているためです。いまやこの手法は一部のパワーユーザーのみにしか効果がありません。
そして、今回のWindwos10に関してはOSの販売ですら無料にすることで、どれだけ多くの人に最新のWindows10を利用してもらえるか?といったことがテーマとなっているようです。AndroidのビジネスモデルのようにOSは無料とし、アプリで利益を得るというモデルをマイクロソフトも実施するということでしょう。
いずれにしてもWindows10がでたら即座にインストールしてみます!