Webで見つけた記事で気になる内容のものがあったのでご紹介します。
「今後はバックリンクよりサイトの品質が大事?Googleのヘルプから、ある一文が削除。」(Web戦略ラウンドナップ様 2013年7月30日)
個人的に気になった2つの内容を取り上げます。
過剰なアンカーテキストリンクは明確にNG
Googleウェブマスターツールのリンクプログラムに悪影響を与える可能性のあるリンクプログラムの例として、過剰なアンカーテキストリンクの例が追加されたそうです。
1つの投稿で複数のブログに同じ記事を投稿するマルチポストサイトで表示されるようなテキストリンクなどは検索順位に悪影響を与えることが明確になりました。
テキスト広告出稿などによる被リンクサービスなどが影響を受けると考えられます。
被リンクが順位に影響するという文章が削除された
被リンクと言えば、GoogleがPageRankの基礎的なアルゴリズムとして活用した要素の1つです。リンク数が多いサイトは、それはユーザにとって価値の高いサイトであることの証左であるという基本方針です。しかしながら、その被リンクの数を悪用してサイトの評価を無理矢理あげようとする業者が数多く出現した結果、本当に価値の高いサイトが埋もれてしまうという状態になってしまいました。
Googleは被リンクの重要性を徐々に下げては来ていましたが、この文章の削除は確かに衝撃的です。
訳して下さっている文章をそのまま載せます。
「あなたのサイトがGoogleの検索結果で何位に位置するか。その一部分は、あなたのサイトにリンクしているサイトを分析した結果だ。リンクしているサイトの品質、リンクの量、そして関連性のあるサイトかどうかが、順位に影響する。あなたのサイトにリンクしているサイトは、あなたのサイトがどんなテーマを扱っているか教えてくれる。その品質や人気も。」
この一文が全て削除されたそうです。
そしてさらに、3月に更新されたWebマスターツールの英語版では、「一般的に、質の高いサイトからのリンクが増えると、サイトの掲載順位が上がります。」と書かれていた内容が、「一般的に、サイトの品質を高くしていき、ユーザが使いやすく人に知らせたくなるようなことをウェブマスターがしていけば、サイトの掲載順位が上がります。」と書き換えられたそうです。
Googleがアルゴリズム内の被リンクの重要性を下げていることの表れなのかもしれません。(確証はありませんが。。)
評価の高いサイト作りをするしかなくなった
Googleの評価アルゴリズムが実際のところどうなのかというのは分かりません。たぶんですけど、いくつか項目(サイト構造、ボリューム、更新頻度、オリジナリティ、もちろん被リンクも!)に対する評価モジュール群というものがいくつもあり、それぞれのモジュールが出力した点数に係数をかけて積算した総合点で評価されているのではないかと予想しています。
その係数の調整がパンダだったり、ペンギンだったりするのではないでしょうか?
現状の流れからして、外部からの影響によるドーピング的なSEOではなく、価値のあるサイト作りという王道のSEOをやっていくしかないということだと思います。
本日は以上です。
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