ゴールデンウィークに弊社の検索順位が100位以上急落し(キーワードによっては、1位→342位)、挙げ句の果てには「アイスケット 相模原」で検索してもYahoo、Googleのどちらの検索結果にもまったく表示されないという状況にまで陥りました。

どういうこと!?とかなり焦りました。

Googleウェブマスターツールで確認すると、サイトマップの取得でエラーが発生していました。さらに確認を進めたところ、Fetch as Googleでウェブを取得してもアクセスエラーとなり、サイトマップもrobots.txtも取得できない、またはアクセスエラーとなってしまう状態でした。

ブラウザからサイトマップや、robots.txtにはアクセスできているのに、Fetch as Googleではアクセスできないわけです。サイトにアクセスができない状態が続くと、検索エンジンはそのサイトは存在していないと判断し、インデックスから削除をし始めるそうです。いろいろ調べましたが、ファイルの権限にも問題はなく、.htaccessで制限しているわけでもなく、robots.txtも問題ありませんでした。いろいろな質問に即対応して下さったGoogleプロダクトフォーラムの皆様、ありがとうございました!

そして、原因は何かといいますと。。。利用させて頂いているレンタルサーバ会社が海外サーバからのアクセスを制限していることによるものでした。

レンタルサーバ会社に海外サーバからの不正アクセスが多発しており、アイスケットが利用しているサーバに対して全海外サーバからのアクセス制限をかけているとのこと。攻撃からサーバ群を守ることは非常に重要なことなんですが、それによってアイスケットがインターネットから締め出されてしまっては困ります。

Googlebotからのアクセスからだけでも許可してもらえませんか?とお願いしたところ、アクセス制限のかかっていないサーバに移動させることならできるとの回答がありました。お願いしたところ、即日対応して下さりました。サーバ会社の方、素早い対応ありがとうございます。

サーバの移動が完了した後に、Googleウェブマスターツールでサイトマップ、robots.txtにアクセスできることを確認し、以下のURLに再審査申請を出して待つこと1日。。。

https://www.google.com/webmasters/tools/reconsideration?hl=ja&pli=1

以前と同様に指定したキーワードを入力すると、1位に表示されるようになりました!

検索順位の急落が発生した場合、サイトマップや.htaccessやrobots.txtの設置ミスなどが最初に考えられる原因ですが、そのいずれでもない場合、さらに上位のサーバ側で制限がかかっているという可能性もあるということです。

検索順位が問い合わせ数にダイレクトに影響する仕事なので、検索順位の急落は心臓に悪いですね。