インターネット通販大手「楽天市場」で疑いが発覚した好意的な口コミの「やらせ投稿」。企業や店舗がブログやサイトに一般消費者を装って商品などの評価を書かせる宣伝手法は「ステルスマーケティング」(ステマ)と呼ばれ、たびたび問題になってきた。ネット上では、検索上位の商品や口コミ評価の高い店が消費者に選ばれる傾向が強く、ステマを法規制すべきだという声が上がる一方、慎重意見も出ている。
楽天市場で「やらせ投稿」 ステマ、過去にも問題化…法規制には慎重意見も
産経新聞 3月21日(土)11時15分配信
楽天でもやらせ投稿が発覚したそうです。
以前にも価格.comや食べログでもヤラセがありましたが、インターネットでの口コミサイトは便利でさまざまな評価が確認できる半面、関係者による一般消費者を装った口コミも書けてしまうのが問題点です。
このような「ステルスマーケティング:通称ステマ」を防ぐ方法は法規制したとしても、どれがステマなのかを明確にすることがかなり困難であるため、抑止力にはなるかもしれませんが、完全に防ぐことは難しいでしょう。
現代のようなインターネット社会においては、情報の真偽を見抜く力が非常に重要なスキルです。インターネットは情報で溢れており、その中から真実を見つけ出すスキル、これがこれからの現代人に必要な重要なスキルの一つに今後はなっていくのではないかと思っています。
では、どうやって真実を見抜くのか?
いろんなサイトでステマを見抜く方法ということで紹介されていましたので、紹介します。
“ステマ”を見破れ! ネット社会を生き抜くための情報リテラシー
いろいろと見抜く方法があるようです。
私なりのステマを見抜くための3つの方法
いろいろと見抜く方法はあると思いますが、私が実践しているのは以下の3つくらいかなと思います。
① できすぎている
ステマの文章って誰が書いているかというと、素人のライターが多いのです。実際、ライティングという仕事で応募がありまして、1記事100円以下くらいで募集されています。
商品に対して思い入れもなく、ただバイトとしてライティングをしているだけですから、偏りがあります。それが「できすぎ」です。
100点満点のような褒め方で、何も欠点や不満がないような記事はステマである可能性が高いでしょう。
② まるでテンプレ
テンプレ、定型文のようなレビューの場合もステマである可能性は高いでしょう。
怪しいなと思った文章をコピーして、Google先生でググってみましょう。微妙にワードだけ変えた文章が見つかったらステマ確定ということで。
バイトでしてるわけですから、面倒になってコピペで大量生産してしまうのが人間というものです。
③ そのレビューサイト以外の情報も見る
上記①、②でなんだかステマっぽいなぁ・・・ホントかなぁ・・・って思ったら、他のサイトも見てみましょう。
他のサイトにおける評価を見ていくと、だんだん見抜けてきます。あー、これは「ステマ」だなと。
それでも完全に見抜くことはできないので最後は自分を信じるしかない!
家電などの場合は実際の店舗にいって触ったり、店員さんに聞いたりすることができますし、美容系に関しても薬局などに出向いて薬剤師さんに話を聞くなどいろいろとステマに騙されないようにする方法はあります。手間はかかってしまいますけどね・・・。
インターネットで買い物が簡単にできる反面、いろいろと事前調査が必要になってしまい、買うこと自体はすぐ買えるのですが、逆に店舗に行っていろいろ聞いて買ったほうが移動などの時間は必要になってしまいますが、自分にあった良いものを提案してくれたりして、意外と良いのかもしれません。
ステマを見抜くだけではなく、ネット上のウソも見抜く力も今後さらに重要視されるようになるでしょう。