こんにちは!

月1回の更新を続けているのですが、検索順位は狙っているキーワード「神奈川県 SEO」で1位を維持できています。

コンテンツの積み上げで1位を獲得することができれば、月1回の更新でも十分順位を維持できるということがこの2年間ほどのデータからも確信に至ることができました。コンテンツを積み上げていくということは本当に重要だと実感しています。

さて、今回はチラシの配布は一体どのくらいの間隔で配布するのが適切なのか?という課題についてです。

実際の配布期間とお問い合わせ頂いたお客様のご住所との関連性

今回はお客様からの分析の御依頼があり、チラシの配布期間と直近1年間の顧客データからチラシの効果を検証して欲しいというものでした。

今回の検証に当たって、注視したのは以下の3つのポイントです。

  • チラシの配布後の配布エリアからのお問い合せ数の変化
  • チラシの配布期間後におけるホームページのアクセス数の変動、ホームページ流入エリア、ランディングページの変化率など
  • 顧客データからお問い合わせの発端となった媒体のお問い合わせ数と成約率の検証

今回は特にチラシの配布後の配布エリアからのお問い合せ数の変化を追いかけることで、「チラシの配布後の効果期間」が見えてきたのが非常に興味深いものだったのでお伝えします。

調査した会社様のチラシは3ヶ月~4ヶ月の効果が持続することが分かりました

実データは守秘義務の都合上、実数を掲載することができないのですが、チラシの配布エリアからのお問い合せを調べたところ以下の様な相関を確認することができました。

チラシの配布エリア毎の効果期間

 

この結果からはチラシの配布エリアが徐々にシフトしていることが分かります。つまり、チラシを配布したエリアからのお問い合わせは約3ヶ月から4ヶ月、継続するということです。この結果から、この会社様に関してはチラシは4ヶ月に一度配布することになりました。年3回です。

この検証をする前段階ではチラシは毎月配布がいいのか、それとも2ヶ月に1度がいいのか?といった議論をしていたのですが、この結果から4ヶ月に1度という結論を出すことが出来ました。毎月配布と比較すると、効果的な形で1/3にコストを抑制することができたことになります。

効果期間は会社様ごとに異なりますので、実際には個別の調査が必要です

この結果はあくまでこの会社様だけの結果ということに注意してください。

実際には以下の様な要素の影響を受けますので、会社様毎に検証する作業が必要となります。

  • サービスの内容・特徴
  • サービスの価格帯
  • サービスを提供している地域

このような検証をすると実際のデータを用いた客観的な視点で冷静に現状を把握することができます。何らかの効果について調べる時、計測しているデータを活用することは、何らかの方向性を導き出すことができる効果的な方法だと思います。

ぜひ皆さんもデータの検証をしてみてはいかがでしょうか?

本日は以上です。