先日、アイスケットで利用しているレンタルサーバ以外にサービス提供用として専用サーバを契約しました。

今回は専用サーバに関するお話です。

専用サーバを契約した理由

レンタルサーバのほうが価格的には安いのですが、専用サーバを契約した理由は4つあります。

  1. リソースを独り占め
  2. データベース数の制限なし
  3. メール送信数の制限なし
  4. CRONの制限なし

リソースを独り占め

レンタルサーバは複数人のユーザでリソースを共有しているため、どうしてもレスポンスが悪くなりがちです。また、他ユーザが余計な事をしたことが原因でアクセス不能になったりなど、自分の行ったこと以外の原因によって不利益を被る機会が多くあります。

その点、専用サーバは自分以外が使うことがないため、その点が安心です。

データベース数の制限なし

レンタルサーバはデータベースの数に制限がかかっていることが一般的です。

ですが、専用サーバは無制限に作成可能です。弊社のように複数のお客様にサービスを提供する場合、テーブルで分けるよりもデータベースで分けたほうが管理がしやすいというメリットがあります。

メール送信数の制限なし

メールの送信数の制限は以前投稿した「大量のメール配信を行う場合に気を付けること」でご説明したようにレンタルサーバは1日の送信数や、単位時間あたりの送信数に上限を設けています。

しかしながら、専用サーバは上限の設定はありません。スパムメールを送るわけではありませんが、会員の登録処理などにメールを送信したりする場合、平均では超えることがなくても、一時的に超えたりするケースもあるため、上限を気にしなくてもいいのは安心感があります。

CRONの制限なし

レンタルサーバは定期的にスクリプトなどを実行するCRONにも制限があります。最短でも1時間に1度しかCRONを実行してはいけないというものや、30秒以上処理が継続するスクリプトは自動的に強制終了されるなどです。

もちろん専用サーバはそのような制限はありません。

専用サーバの欠点は?

専用サーバの利点ばかり説明しましたが、欠点はないのでしょうか?

以前であれば、管理も全て自身で行わなければならないため、サーバ運用の知識なども必要となり、セキュリティ面などでの不安があったと思います。

しかしながら、最近は「マネージド専用サーバ」というものがサービスとして提供されています。これは管理はサーバ会社が行なってくれるというものです。なので、サーバ運用に関する知識は必要ありません。ある意味、専用のレンタルサーバのようなものです。

お高いんでしょ?

となると、利用料は相当高いんじゃ。。。?と考えると思います。

確かにレンタルサーバよりは高めの料金が設定されています。様々なレンタルサーバ会社のプランを見ても専有は最も高い料金に設定されており、通常であれば月額7000円以上に設定されているようです。

ちょっと宣伝になってしまいますが、アイスケットで契約したマネージド専用サーバは「KAGOYA」様のものを利用しています。

スタンダードモデルであれば、なんと月額3,864円~です。この金額で上記のような制限なしで使えるとあらば、使うしか無い!!という結論に至りました。

使ってみての感想

1週間ほどですが、使ってみての感想ですが、とにかく快適です。以前のレンタルサーバの管理画面はParallelsのもので、遅延がひどくて使いづらかったのですが、KAGOYA様のオリジナル??の管理画面はレスポンスもよく直感的に使えるインタフェースです。特に素晴らしいのがFAQやマニュアルが充実していることです。

なんか褒めてばかりになってしまいましたが、継続して利用して欠点が見つかったら、それもこちらのブログで紹介させて頂きます。

皆様もレンタルサーバで苦労されているようでしたら、専用サーバを検討してみてはいかがでしょうか?

本日は以上です。