お仕事の仲間同士の飲み会に参加して、いろいろとお話を聞いていると、

「うちの会社、ホームページ作ってだいぶ経つけど、1件も問い合わせなんて来たことがない。高いお金払って作って貰ったのに。。ホームページなんて何の意味もない。」

このようにおっしゃる方がいらっしゃいました。このようなお話は初めて聞くものではなく、結構よくあるお話です。

作っただけでは意味がない

「ホームページは役に立たない」とおっしゃる方に詳しくお話を聞かせて頂いたところ、作ってもらっただけで全くメンテナンスなどはしていないということでした。また、変更の仕方なども一切業者から教わっていないということです。

ホームページは作っただけでは何の効果も発揮することはできません。運用してこそ効果を発揮するものです。

制作だけを専門で商売としている業者に頼んだのかもしれませんが、制作専門だとしても、業者はホームページの運用の重要性をお客様に説明して欲しかったところです。

実際のケースなのですが、トップページにお知らせの欄に「2011年 GW中の定休日のお知らせ」と書いてあるのに、2012年、2013年はGWのお休みについて書いてないのです。これを見たお客様はどう思うでしょう?会社は潰れたけど、ホームページだけ残っている会社だと思うかもしれません。

せっかくホームページを見てくれたお客様がいるのに、会社が潰れてしまっていると誤解を与えるようなホームページになってしまっている。このような機会損失は起こらないようにしなければなりません。

ホームページは中小企業にとって不要なのか?

実際、起業してからの3ヶ月間でこのような中小企業にとってホームページは不要というご意見をもう何件も聞いています。しかしながら、一方ではホームページのデザインや質、内容の充実度で来て下さるお客様の数が全然異なるというお話もたくさん聞いています。

不要論を唱える方は、新聞チラシやポスティングのほうが効果があるというご意見をお持ちの方が多いようです。統計的に調査したわけではないので、確証はないのですが、商売の形態によって従来的な宣伝手法を取る場合と、インターネットを使ったほうが良い場合があるとは思います。

地元密着であればあるほどチラシの効果が出やすいというのは間違いはないでしょう。

では、ホームページが不要かというとそのような地元密着型の商売であっても不要ではないというのが私の考えです。

ホームページは実績をアピールし、信頼を得る場

チラシはサイズという制限があるため、まずアピールする材料として、技術が優れていることや、価格が安いことを挙げることになります。これはこれで正しいのですが、お客様を動かすとなると役不足です。

お客様は技術の優位性、価格だけでは動かないものです。あくまでそれはきっかけでしかありません。お客様を動かす最後の一押し、それは実績です。

友人(または親しい人、近所の人)が試して効果があった!という話ほど強力な宣伝はありません。地元密着ならなおさらです。もしホームページを見て、実績に知り合いの人が出ており、好意的な感想が書いてあったとしたらどうでしょうか?まず、その人にどうだった?と聞くでしょうし、良かったという話だったならば、ほぼ確定でしょう。

ホームページに実績を書くだけで、ホームページが営業をし、しかも信頼を得るところまで勝手に活動してくれているということになります。このような効果がホームページにはあるのです。

とにかく実績だけでも更新する

ホームページの効果をご説明させて頂きましたが、やはり運用していくのは面倒な方が多いのが現状だと思います。

まずは1週間に1度でもいいので、寝る前の1時間、時間を作るようにして実績を書いてみてください。数件書いても効果は表れませんが、継続は力、50件くらいに増えてくると必ず効果が出てきます。

効果が実感できると、更新作業も楽しくなってくるでしょう。そしてさらなる効果を生み出していくことになります。良い連鎖が続くことになります。

どうやって更新すればいいのかすら分からない!そういう方もいらっしゃると思います。そのような場合は弊社にご相談ください。お客様が目指したい方向性に合致したサイト作りのサポートをさせて頂きます。

本日は以上です。